学習トップ理由で解く 柔道整復師必修問題 ▸ §4 柔道整復師法 / QJ34A044

理由で解く 柔道整復師

QJ34A044 必修問題

出典:第34回柔道整復師国家試験(2026)午前 問44
問題
柔道整復師の免許で正しいのはどれか。
選択肢
1 現住所が記載されている。
2 合格証書が免許証になる。
3 免許の更新が必要である。
4 外国人も免許を取得できる。
解答
正解4(外国人も免許を取得できる。)
解説

正しいのは4です。柔道整復師法に国籍要件はなく、外国人でも試験に合格して登録すれば免許を取得できます。

柔道整復師の免許は、国家試験に合格した者の申請に基づき、厚生労働省に備える柔道整復師名簿に登録することで与えられ、その証として免許証が交付されます。つまり「合格=免許」ではなく、合格→申請→名簿登録という段階を踏み、登録された日から効力が生じます。免許証に記載されるのは登録番号・登録年月日・本籍地都道府県名(外国籍の場合は国籍)・氏名・生年月日・性別で、現住所は含まれません。本籍地都道府県名や氏名などの登録事項に変更が生じたときは30日以内に名簿の訂正を申請します。更新制度はありませんが、相対的欠格事由に該当した場合には免許の取消しや業務停止が行われることがあります。

✗ 1. 誤り
現住所が記載されている。
記載されるのは現住所ではなく本籍地都道府県名です。だから転居しただけでは手続きは不要で、本籍地都道府県名や氏名が変わったときに30日以内の名簿訂正申請が必要になります。「住所は変わりやすいから載せない」と理由で覚えると混同しません。
✗ 2. 誤り
合格証書が免許証になる。
合格証書は「試験に合格した事実」を示す書面にすぎません。免許は名簿登録によって与えられ、あらためて免許証が交付されます。登録前に業務を行うことはできないため、合格後は速やかに免許申請の手続きを行います。
✗ 3. 誤り
免許の更新が必要である。
柔道整復師の免許に更新制度はありません。ただし取り消されないというわけではなく、相対的欠格事由に該当すれば免許の取消しや期間を定めた業務停止の対象になります。有効期限の有無と、取消しの可能性は別の話として整理します。
✓ 4. 正しい
外国人も免許を取得できる。
柔道整復師法は免許の要件に国籍を定めていません。受験資格(指定された養成施設等での修業)を満たして試験に合格し、相対的欠格事由に該当しなければ、外国籍でも登録・免許取得ができます。この場合、免許証には本籍地都道府県名に代えて国籍が記載されます。
ポイント
  • 免許=試験合格+申請+名簿登録。登録した日から効力が生じ、免許証が交付される。
  • 免許証の記載:登録番号、登録年月日、本籍地都道府県名(外国籍は国籍)、氏名、生年月日、性別。
  • 現住所は記載されない/更新制度もない
  • 登録事項(本籍地都道府県名・氏名など)の変更は30日以内に名簿訂正を申請する。
  • 国籍要件はない。注意すべきは相対的欠格事由(罰金以上の刑、業務に関する犯罪・不正行為、心身の障害、麻薬・大麻・あへんの中毒)。
比較表
論点正しい理解よくある誤解
免許の発生名簿登録により与えられる合格した時点で免許がある
免許証と合格証書別物。登録後に免許証が交付合格証書が免許証になる
記載事項本籍地都道府県名(外国籍は国籍)現住所が載っている
有効期間更新制度なし定期的な更新が要る
国籍要件なし。外国人も取得可日本国籍が必要
変更手続登録事項の変更は30日以内に訂正申請転居のたびに届け出が要る
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