学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §9 上腕骨外科頸外転型骨折の診察および整復 / QJ34A008
理由で解く 柔道整復師
上腕骨外科頸外転型骨折の整復では、第2助手が患肢を末梢へ牽引して短縮転位を除去します。正しいのは3です。
整復は背臥位(仰臥位)で行い、三者の役割を明確に分けます。第1助手は体幹側を担当し、患側腋窩に当てた布などを健側の肩へ向かう方向、すなわち上内方へ引いて対抗牽引・固定します。第2助手は患肢を把持して末梢方向へ持続的に牽引し、嵌入や重なりによる短縮転位を除去します。術者は骨折部に直接手を当て、外転している遠位骨片を内転させながら近位骨片に合わせて整復します。ここで大切なのは、術者が骨片を操作している間も牽引を緩めないことです。牽引が緩むと筋の緊張で短縮が戻り、せっかく解いた嵌入が再び起こります。役割を「体幹を止める・末梢を引く・骨片を合わせる」と三つに分けて覚えると混乱しません。
| 担当 | 行うこと | 方向 |
|---|---|---|
| 第1助手 | 体幹の固定・対抗牽引 | 上内方(健側の肩へ向かう方向) |
| 第2助手 | 末梢牽引で短縮転位を除去 | 上肢長軸の遠位方向 |
| 術者 | 骨折部を把持し遠位骨片を近位骨片に適合 | 外転を内転方向へ導く |
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