学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §3 総論 説明と同意 / QJ33P068
理由で解く 柔道整復師
説明と同意(インフォームド・コンセント)は、書面に署名をもらう手続きではなく、患者と言葉を交わしながら理解を確かめていく対話で成立する。
柔道整復師は、負傷の原因と現在の状態、これから行う整復・固定の内容、治癒までの見込み期間と経過、費用、そして他にどんな治療の選択肢があるかを、患者が自分で判断できる言葉に置き換えて伝える。患者からの問い返しに答え、理解の度合いを確かめながら進めるので、方法は必然的に双方向のやり取りになる。骨折・脱臼のように医師の同意が必要な場面、あるいは観血療法(手術)が選択肢に入りうる場面では、その可能性まで含めて情報を渡し、必要に応じて医師へ紹介する。判断能力が十分でない患者では、本人にわかる範囲で説明する努力を続けつつ、家族や代諾できる立場の人にも説明して同意を得るのが実務上の筋道になる。
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