学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 一般臨床医学 ▸ §17 主要な疾患 膠原病 / QJ33P040
理由で解く 柔道整復師
全身性エリテマトーデスは20〜40歳代の若い女性に好発する。「60代の女性に好発する」とした4が誤りである。
全身性エリテマトーデスは、抗核抗体をはじめとする自己抗体と免疫複合体が全身の臓器に炎症を起こす自己免疫疾患である。エストロゲンの関与が想定されており、患者の約9割が女性で、発症年齢は生殖年齢に集中する。発熱・全身倦怠感・関節痛といった全身症状に加え、蝶形紅斑・円板状皮疹・光線過敏症・口腔内潰瘍などの皮膚粘膜症状、そして予後を左右するループス腎炎が問題になる。寛解と増悪を繰り返し、日光曝露・感染・妊娠・手術などが増悪の契機となるため、日焼け対策と感染予防が生活指導の要点になる。
| 項目 | 全身性エリテマトーデス | 関節リウマチ |
|---|---|---|
| 好発年齢 | 20〜40歳代 | 30〜50歳代 |
| 男女比 | 約1:9 | 約1:3〜4 |
| 主症状 | 発熱、蝶形紅斑、光線過敏、関節痛、ループス腎炎 | 対称性の多関節炎、朝のこわばり |
| 関節破壊 | 通常きたさない | 骨びらん・変形をきたす |
| 主な自己抗体 | 抗核抗体、抗DNA抗体、抗Sm抗体 | リウマトイド因子、抗CCP抗体 |
| 増悪因子 | 日光曝露、感染、妊娠・出産、手術 | ─ |
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