学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / リハビリテーション医学 ▸ §4 リハビリテーション医学の評価と診断 / QJ33P016
理由で解く 柔道整復師
手続き記憶は、体で覚えた技能や習慣にあたる非陳述記憶である。言葉で手順を説明しにくく、反復によって身につくものを選べばよい。
記憶はまず「言葉で内容を説明できるか」で二分する。説明できるものが陳述記憶で、出来事の記憶であるエピソード記憶と、知識や言葉の意味である意味記憶に分かれ、いずれも海馬を中心とする回路が関わる。説明できないものが非陳述記憶で、その代表が手続き記憶である。自転車の乗り方や楽器の演奏のように、大脳基底核や小脳が担い、繰り返すうちに自動化され、いったん身につくと忘れにくい。海馬が広く損なわれて新しい出来事を覚えられなくなった人でも、練習した技能は上達していくことが知られており、この二重解離が両者の系統の違いを示している。時間軸で分ける即時記憶・近時記憶・遠隔記憶や、これからすることを覚えておく展望記憶とは別の切り口である点にも注意したい。
| 選択肢の内容 | 記憶の種類 | 主に関わる部位 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| キーボードを操作する | 手続き記憶(非陳述記憶) | 大脳基底核・小脳 | 言葉にしにくい/反復で自動化/忘れにくい |
| 役場に行って申し込みをした | エピソード記憶(陳述記憶) | 海馬・側頭葉内側 | いつ・どこで・何をしたが伴う |
| 締め切りは来月10日である | 展望記憶 | 前頭葉・海馬 | これからすることを思い出す働き |
| ワンタイムパスワードは5077 | 即時記憶(作業記憶) | 前頭前野 | 数十秒の保持。数唱で評価 |
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