学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 衛生学・公衆衛生学 ▸ §5 環境衛生 / QJ33P011
理由で解く 柔道整復師
WBGT(湿球黒球温度)は湿球温度・黒球温度・乾球温度から算出する。感覚温度は別系統の温熱指標で計算に用いないため、答えは1。
WBGTは暑さ指数とも呼ばれ、熱中症予防のための指標として作業現場やスポーツ現場で使われる。日射のある屋外では「0.7×湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度」、日射のない屋内では「0.7×湿球温度+0.3×黒球温度」で求める。湿球温度は湿度(汗が蒸発しやすいかどうか)、黒球温度は輻射熱、乾球温度は気温を代表する。湿球の重みが最も大きいのは、湿度が高くて汗が蒸発できない環境ほど体熱を逃がせず危険が増すためで、この配分そのものが「蒸発による放熱が体温調節の要である」ことを表している。一方、感覚温度(実効温度)は乾球温度・湿球温度・気流の3要素から体感の暑さを表す指標で、輻射熱を含まない別の指標である。輻射熱を加味したい場合は乾球温度の代わりに黒球温度を用いる修正実効温度が使われる。
| 指標 | 用いる測定値 | 特徴 |
|---|---|---|
| WBGT(屋外・日射あり) | 湿球0.7+黒球0.2+乾球0.1 | 熱中症予防のための暑さ指数 |
| WBGT(屋内・日射なし) | 湿球0.7+黒球0.3 | 乾球は式に入らない |
| 感覚温度(実効温度 ET) | 乾球・湿球・気流 | 体感を表すが輻射熱を含まない |
| 修正実効温度(CET) | 黒球・湿球・気流 | 乾球の代わりに黒球を用い輻射熱を加味 |
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