学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 病理学概論 ▸ §8 免疫異常・アレルギー / QJ33A125
理由で解く 柔道整復師
気管支喘息は、IgEと肥満細胞が関わるI型(即時型)アレルギーの代表です。
クームスとゲルの分類では、アレルギー反応を4型に分ける。I型はIgEが肥満細胞・好塩基球の表面に結合して待ち構え、抗原が結合(架橋)した瞬間にヒスタミンやロイコトリエンが放出される即時型で、数分から30分ほどで症状が出る。II型はIgG・IgMが細胞表面の抗原に結合し、補体やNK細胞によって細胞そのものが壊される細胞傷害型。III型は抗原抗体複合体が血管壁や糸球体に沈着し、補体の活性化を経て好中球が組織を傷つける免疫複合体型。IV型は感作されたTリンパ球とマクロファージによる遅延型で、24〜48時間後に反応がピークになる。I〜IIIは抗体が主役、IVは細胞が主役、そしてIだけがIgE、という2本の軸で整理すると混乱しない。
| 型 | 別名 | 関与する主体 | 発現までの時間 | 代表疾患 |
|---|---|---|---|---|
| I型 | 即時型・アナフィラキシー型 | IgE、肥満細胞、好塩基球 | 数分〜30分 | 気管支喘息、花粉症、蕁麻疹、アナフィラキシー |
| II型 | 細胞傷害型 | IgG・IgM、補体、NK細胞 | 数分〜数時間 | 自己免疫性溶血性貧血、ITP、不適合輸血 |
| III型 | 免疫複合体型 | 免疫複合体、補体、好中球 | 数時間〜数日 | 血清病、急性糸球体腎炎、SLE |
| IV型 | 遅延型・細胞性 | 感作Tリンパ球、マクロファージ | 24〜48時間 | 接触性皮膚炎、ツベルクリン反応、移植拒絶反応 |
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