学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 運動学 ▸ §3 運動の発現と制御 / QJ33A109
理由で解く 柔道整復師
下肢の屈筋共同運動は「股関節の屈曲・外転・外旋+膝関節の屈曲+足関節の背屈」がひとまとまりになったパターンで、含まれるのは膝関節の屈曲です。正答は2。
共同運動(共同運動パターン)とは、脳血管障害後の片麻痺の回復過程で現れる、個々の関節を切り離して動かせず決まった組み合わせでしか動かせない状態を指します。下肢では屈筋共同運動と伸筋共同運動が対をなし、伸筋共同運動は股関節の伸展・内転・内旋、膝関節の伸展、足関節の底屈・内がえし、足趾の屈曲で、立位や歩行の立脚期に強く出ます。屈筋側と伸筋側は関節ごとにほぼ正反対になるので、「膝は屈曲か伸展か」を軸に据えて、股関節・足関節をそこに紐づけて覚えると整理できます。本問は選択肢がいずれも下肢の運動なので、下肢のパターンで判断します。臨床では共同運動が優位な段階から、膝だけを曲げる・足だけを背屈するといった分離運動を引き出す練習へ進めていきます。
| 関節 | 屈筋共同運動(下肢) | 伸筋共同運動(下肢) |
|---|---|---|
| 股関節 | 屈曲・外転・外旋 | 伸展・内転・内旋 |
| 膝関節 | 屈曲 | 伸展 |
| 足関節 | 背屈・内がえし | 底屈・内がえし |
| 足趾 | 伸展(背屈) | 屈曲 |
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