学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 運動学 ▸ §2 運動器の構造と機能 / QJ33A108
理由で解く 柔道整復師
筋紡錘は骨格筋の中にあって筋の長さと伸張速度を感知する固有受容器であり、深部感覚(位置覚・運動覚)の受容器です。正答は1。
筋紡錘は数本の錘内筋線維を結合組織性の被膜が紡錘形に包んだ器官で、通常の筋線維(錘外筋線維)と並列に筋腹の中へ埋まっています。並列だからこそ、筋が引き伸ばされると筋紡錘も同時に引き伸ばされ、一次終末(Ia群線維)と二次終末(II群線維)がインパルスを発します。この情報が脊髄でα運動ニューロンを興奮させると伸張反射(腱反射)が起こります。一方、筋の張力を測るのは筋腱移行部にあり錘外筋線維と直列に並ぶゴルジ腱器官(腱紡錘)で、Ib群線維を介して自原抑制を起こします。「場所・配置・測る量・反射の向き」が対になっているので、二つを必ずセットで押さえます。
| 比較項目 | 筋紡錘 | ゴルジ腱器官(腱紡錘) |
|---|---|---|
| 存在部位 | 筋腹(錘外筋線維の間) | 筋腱移行部 |
| 筋線維との配置 | 並列 | 直列 |
| 感知する量 | 筋の長さ・伸張速度 | 筋の張力 |
| 求心性線維 | Ia群・II群 | Ib群 |
| 反射の向き | 伸張反射(同名筋を促通) | Ib抑制・自原抑制(同名筋を抑制) |
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