学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 運動学 ▸ §2 運動器の構造と機能 / QJ33A111
理由で解く 柔道整復師
足のアーチとは、足根骨と中足骨が上方(背側)に凸となるように積み上がった弓なりの骨配列のことです。したがって「上方に隆起した弯曲を示す」とした2が正しい選択肢です。
足のアーチには内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチの3つがあり、いずれも「くさび形の骨が作る弓(骨性支持)」「弓の下面を張る靱帯(靱帯性支持)」「その外側から引き締める筋(筋性支持)」の三層で保たれています。この構造によって、立位では体重を踵と前足部に分散し、着地では衝撃を吸収し、蹴り出しではばねとして働きます。アーチごとに中心となる骨(要石)と下面を支える靱帯をセットで覚えておくと、本問の3や4のような「内側と外側の入れ替え」を一目で見抜けます。なお、乳幼児の足は足底の脂肪体が厚く扁平に見え、アーチが成人に近い形になるのはおおむね6〜7歳ころとされています。
| アーチ | 構成する骨 | 中心(要石) | 主な支持靱帯 | 主な支持筋 |
|---|---|---|---|---|
| 内側縦アーチ | 踵骨—距骨—舟状骨—楔状骨—第1〜3中足骨 | 舟状骨 | 底側踵舟靱帯(スプリング靱帯)、足底腱膜(内側部) | 後脛骨筋、長母趾屈筋、母趾外転筋 |
| 外側縦アーチ | 踵骨—立方骨—第4・5中足骨 | 立方骨 | 長足底靱帯、底側踵立方靱帯(短足底靱帯) | 短腓骨筋、小趾外転筋 |
| 横アーチ | 楔状骨・立方骨の列/第1〜5中足骨頭の列 | 中間(第2)楔状骨 | 深横中足靱帯、底側の靱帯群 | 長腓骨筋、母趾内転筋横頭 |
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