学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 生理学 ▸ §12 神経 / QJ33A084
理由で解く 柔道整復師
汗腺は交感神経だけが支配し、副交感神経は分布しない。したがって自律神経の二重支配を受けない。
多くの内臓は交感神経と副交感神経の両方から支配を受け(二重支配)、しかも互いに逆向きに働く(拮抗支配)。ところが交感神経の単独支配となる器官がいくつかあり、汗腺・立毛筋・皮膚や骨格筋の血管・副腎髄質・脾臓が代表である。「汗・毛・血管・副腎髄質」とまとめて覚えておくと迷わない。なお汗腺を支配する交感神経節後線維は例外的にアセチルコリンを放出する(コリン作動性交感神経)点も頻出で、分類とセットで押さえておきたい。緊張したときに手のひらに汗をかくのは、この交感神経の単独支配が働いた結果である。
| 区分 | 器官 | 備考 |
|---|---|---|
| 交感神経の単独支配 | 汗腺、立毛筋、皮膚・骨格筋の血管、副腎髄質、脾臓 | 汗腺はACh放出の例外 |
| 二重支配(拮抗) | 心臓、瞳孔、気管支、消化管、膀胱 | 作用が逆向き |
| 二重支配(非拮抗) | 唾液腺 | 唾液の量と性状が変わる |
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