学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 生理学 ▸ §3 循環 / QJ33A082
理由で解く 柔道整復師
心筋細胞どうしをつないでいるのはシナプスではなく、介在板にあるギャップ結合である。したがって4が誤りで、これが正答となる。
心筋は横紋をもちながら意思では動かせないという、骨格筋と平滑筋の中間の性格をもつ。隣り合う心筋細胞は介在板で強く接し、そこにあるギャップ結合を通してイオンが細胞から細胞へ直接流れる。そのため興奮は化学伝達を挟まずに電気的に広がり、心房は心房で、心室は心室でひとかたまりのように収縮する。これを機能的合胞体という。神経筋接合部のような化学シナプスを一つ一つ介していては、これほど速く均一な収縮は起こらない。「心筋=ギャップ結合=機能的合胞体」を一組で覚え、シナプスという語が出たら誤りと判断できるようにしておく。
| 骨格筋 | 心筋 | 平滑筋 | |
|---|---|---|---|
| 横紋 | あり | あり | なし |
| 随意性 | 随意 | 不随意 | 不随意 |
| 支配神経 | 体性運動神経 | 自律神経(調節) | 自律神経 |
| 細胞間の連結 | なし(1細胞ずつ独立) | 介在板のギャップ結合 | ギャップ結合(単元平滑筋) |
| 自動能 | なし | あり(洞房結節) | あり(消化管など) |
| 強縮 | 起こる | 起こらない | 持続的収縮が可能 |
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