学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §9 神経系 / QJ33A072
理由で解く 柔道整復師
舌を動かす筋(内舌筋・外舌筋)の運動を支配するのは舌下神経(第XII脳神経)である。正解は4。
舌には「動かす神経」と「感じる神経」が別々に来ており、ここを分けて整理すると混乱しない。運動は内舌筋(上縦舌筋・下縦舌筋・横舌筋・垂直舌筋)も外舌筋(オトガイ舌筋・舌骨舌筋・茎突舌筋)も舌下神経が一手に引き受ける。唯一の例外が口蓋舌筋で、これは咽頭神経叢(迷走神経)の支配である。感覚は舌前2/3が三叉神経第3枝の舌神経(触覚・痛覚など)と顔面神経の鼓索神経(味覚)、舌後1/3は舌咽神経が一般感覚と味覚をまとめて担う。臨床では、片側の舌下神経麻痺があると舌を突き出したときに患側のオトガイ舌筋が働かず、舌尖が患側へ偏位する。この所見を思い出せば「舌の運動=舌下神経」は確実に結び付く。
| 舌の領域・機能 | 担当する脳神経 |
|---|---|
| 舌筋の運動(口蓋舌筋を除く) | 舌下神経(XII) |
| 舌前2/3の一般感覚 | 三叉神経(V3)の舌神経 |
| 舌前2/3の味覚 | 顔面神経(VII)の鼓索神経 |
| 舌後1/3の一般感覚・味覚 | 舌咽神経(IX) |
| 口蓋舌筋・舌根の一部 | 迷走神経(X)/咽頭神経叢 |
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