学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §8 内分泌器系 / QJ33A068
理由で解く 柔道整復師
卵胞刺激ホルモン(FSH)は下垂体前葉の性腺刺激ホルモン産生細胞から分泌される。正解は 2 である。
生殖内分泌は「視床下部→下垂体前葉→性腺」という3段階の階層で動く。視床下部は性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)を下垂体門脈へパルス状に分泌し、これを受けた下垂体前葉が卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)を血中に放出する。FSHは卵巣では卵胞の発育と顆粒膜細胞でのアロマターゼ誘導によるエストロゲン産生を促し、精巣ではセルトリ細胞に作用して精子形成を支える。LHは排卵の誘発と黄体形成、精巣ではライディッヒ細胞のテストステロン分泌を促す。性腺から出たエストロゲンやテストステロンは、視床下部と下垂体に負のフィードバックをかけて分泌量を調節する(排卵直前のエストロゲンだけは正のフィードバックとなりLHサージを起こす)。この上下関係を図で描けるようにしておくと、どのホルモンがどこから出るかで迷わなくなる。
| 部位 | 分泌するホルモン | 主なはたらき |
|---|---|---|
| 視床下部 | GnRH、TRH、CRH、GHRH、ソマトスタチン、ドパミン | 下垂体前葉の分泌を調節 |
| 下垂体前葉 | FSH、LH、GH、PRL、TSH、ACTH | 末梢内分泌腺と標的組織を刺激 |
| 下垂体後葉 | オキシトシン、バソプレシン(放出のみ) | 子宮収縮・射乳/水の再吸収 |
| 副腎皮質 | アルドステロン、コルチゾール、副腎アンドロゲン | 電解質・糖代謝・ストレス応答 |
| 卵巣 | エストロゲン、プロゲステロン | 子宮内膜の増殖・分泌、二次性徴 |
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