学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §8 内分泌器系 / QJ32A070
理由で解く 柔道整復師
副腎皮質は外側から球状帯・束状帯・網状帯の3層に分かれます。
副腎は皮質と髄質で「発生の由来」も「作るホルモン」も別物という、1つの器官に2つの内分泌腺が同居した構造です。皮質は中胚葉(中間中胚葉)由来で、外側から順に、球状帯が電解質コルチコイド(アルドステロン)、束状帯が糖質コルチコイド(コルチゾル)、網状帯が男性ホルモン(アンドロゲン)を分泌します。いずれもコレステロールから作られるステロイドホルモンです。一方の髄質は外胚葉の神経堤由来で、交感神経節細胞が分泌細胞に変化したものにあたります。だからアドレナリン・ノルアドレナリンというカテコールアミンを出し、交感神経の刺激で直接分泌が起こります。覚え方は「外から順に 球・束・網、ホルモンは 塩・糖・性」。3層とホルモンが同時に頭に入ります。血液の流れは、皮質の洞様毛細血管を外側から中心へ通り抜けて髄質へ集まり、髄質を貫く中心静脈から副腎静脈となって出ていきます。
| 副腎皮質 | 副腎髄質 | |
|---|---|---|
| 由来 | 中胚葉 | 外胚葉(神経堤) |
| 構造 | 球状帯・束状帯・網状帯の3層 | クロム親和性細胞の索状配列。中心静脈が貫く |
| ホルモン | アルドステロン/コルチゾル/アンドロゲン | アドレナリン/ノルアドレナリン |
| 種類 | ステロイドホルモン | カテコールアミン |
| 調節 | ACTH、レニン‐アンジオテンシン系 | 交感神経(節前線維) |
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