学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §27 膝関節十字靱帯損傷の診察 / QJ33A030
理由で解く 柔道整復師
「誤っているのはどれか」を問う設問です。前十字靱帯(ACL)損傷は競技レベルが高いほど発生リスクが上がるため、「低いほどリスクが高い」とする記述が答えになります。
ACL損傷はジャンプ着地、急停止、方向転換といった減速・回旋動作で多く、これらの動作の強度と頻度が高い競技・高い競技レベルほど発生率が上がります。損傷の型は、相手との接触なしに起こる非接触型が全体の多数を占め、こちらは女性に明らかに多いことが知られています。骨盤形態や大腿四頭筋優位の筋活動パターン、着地時の膝外反(knee-in)といった要因が指摘され、予防プログラムでは着地動作の修正やハムストリングスの強化が行われます。接触型は膝の外側から外反力が加わって生じ、内側側副靱帯・内側半月とあわせて損傷する組合せが古典的です。急性期は関節内出血による関節血症で膝が腫れて熱感を伴い、伸展・屈曲とも制限されます。
| 非接触型 | 接触型 | |
|---|---|---|
| 頻度 | 多い | 少ない |
| 典型的な状況 | 着地・急停止・方向転換 | 膝外側からの衝突 |
| 力の方向 | 減速+回旋、膝外反位 | 外反力 |
| 特徴 | 女性に好発 | MCL・内側半月を合併しやすい |
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