学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §9 上腕骨外科頸外転型骨折の診察および整復 / QJ33A008
理由で解く 柔道整復師
外科頸骨折では骨頭が関節窩に残るので三角筋の膨隆は保たれる。膨隆が消えるのは肩関節前方脱臼で、1が答え。
外転型は肩関節外転位で手や肘をついて受傷し、遠位骨片が外転して骨折端は内方を向き、両骨片は前内方に凸の変形をつくる。骨頭は関節窩内にとどまるため肩の丸みが残り、弾発性固定もない。ここが脱臼との決定的な違いで、高齢者の肩の外傷ではまずこの二つを分ける。出血は筋間を伝って下方・内方へ広がり、数日後に上腕内側から前胸部・側胸部の皮下出血斑となって現れる。骨片が嵌入していれば安定性があり、ある程度動かせるため打撲と思われて受診が遅れることがある。
| 所見 | 外科頸外転型骨折 | 肩関節前方脱臼 |
|---|---|---|
| 三角筋の膨隆 | 保たれる | 消失し肩峰が突出 |
| 弾発性固定 | なし | あり |
| 骨頭の位置 | 関節窩内 | 烏口突起下など前方 |
| 自動運動 | 嵌入例では可能 | 不能 |
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