学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §2 総論 運動器損傷の診察 / QJ32P101
理由で解く 柔道整復師
大腿骨頭すべり症では中殿筋の働きが落ち、トレンデレンブルグ徴候が陽性となる。答えは4。
徴候の名前は「どの筋・どの構造の異常を暴く操作か」で覚えると組合せ問題に強くなる。ドレーマン徴候は股関節を屈曲させると意図せず外転・外旋してしまう現象で、骨頭が後内下方へすべって屈曲軸がずれる大腿骨頭すべり症に特徴的である。ルドロフ徴候は座位で股関節を自動屈曲できなくなる所見で、腸腰筋が付着する小転子の裂離骨折を示す。尻上がり現象は腹臥位で膝を屈曲させると殿部が持ち上がる所見で、大腿直筋の短縮を示す。トレンデレンブルグ徴候は片脚立位で遊脚側の骨盤が下がる所見で、支持側の中殿筋の機能不全を意味する。
| 徴候 | 操作 | 陽性が示すもの |
|---|---|---|
| ドレーマン徴候 | 股関節を他動的に屈曲させる | 大腿骨頭すべり症(外転・外旋してしまう) |
| ルドロフ徴候 | 座位で股関節を自動屈曲させる | 小転子裂離骨折(屈曲できない) |
| 尻上がり現象 | 腹臥位で膝を屈曲させる | 大腿直筋の短縮(殿部が持ち上がる) |
| トレンデレンブルグ徴候 | 片脚立位をとらせる | 支持側の中殿筋機能不全(遊脚側の骨盤が下がる) |
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