学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 整形外科学 ▸ §12 疾患別各論 骨端症 / QJ32P061
理由で解く 柔道整復師
骨端症は「人名」と「部位」をセットで問われる定番問題。ここで対応が合っているのはフライバーグ病=第2中足骨骨頭の1つだけである。
骨端症は、成長期の骨端核や成長軟骨に阻血・過剰なメカニカルストレスが加わって生じる一群の障害で、それぞれ発見者の名を冠して呼ばれる。名前だけを丸暗記すると取り違えやすいので、「その部位にどんな力がかかるか」から逆算して結びつけると混同しにくい。踵骨隆起にはアキレス腱と足底腱膜の牽引が、脛骨粗面には膝蓋腱の牽引が集中する。大腿骨頭は骨端の血行が乏しいうえ体重を受け、第2中足骨骨頭は蹴り出しのときに前足部の荷重が集まりやすい。脛骨近位内側の成長軟骨が障害されれば内側だけ伸びが止まり、下腿は内反変形をきたす。こうして「力のかかり方→起こる部位→病名」の順に並べ直すと、選択肢の正誤がその場で判断できる。
| 病名 | 発症部位 | 好発 | 手がかりになる所見 |
|---|---|---|---|
| セーバー病 | 踵骨骨端(踵骨隆起) | 10歳前後・男児 | 踵後方の痛み、つま先歩き |
| ペルテス病 | 大腿骨頭(骨端) | 4〜8歳・男児 | 跛行、股関節痛(膝痛の訴えも) |
| オスグッド・シュラッター病 | 脛骨粗面 | 10〜15歳・スポーツ男児 | 脛骨粗面の隆起と圧痛 |
| ブラント病 | 脛骨近位内側骨端 | 幼児〜学童 | 下腿の内反変形 |
| フライバーグ病(第2ケーラー病) | 第2中足骨骨頭 | 10代・女性 | 前足部の荷重時痛、骨頭の扁平化 |
| 第1ケーラー病 | 足舟状骨 | 5歳前後・男児 | 足内側の痛みと跛行 |
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