学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 生理学 ▸ §9 内分泌 / QJ32A090
理由で解く 柔道整復師
ステロイドホルモンはコレステロールを材料に作られる脂溶性ホルモンで、選択肢ではエストロゲンが該当する。ほかは甲状腺ホルモン=アミン(アミノ酸誘導体)、ACTHとhCG=ペプチド/糖タンパク質である。
ホルモンは化学構造から①ステロイド ②アミン(アミノ酸誘導体)③ペプチド・タンパク質の3群に分けられる。ステロイドホルモンは副腎皮質(コルチゾール、アルドステロン、アンドロゲン)と性腺・胎盤(エストロゲン、プロゲステロン、テストステロン)、および活性型ビタミンDが代表で、いずれもコレステロール骨格をもつ。脂溶性なので細胞膜を自由に通過し、細胞質または核内の受容体と結合して遺伝子転写を直接調節する。そのため作用の発現は遅いが持続的で、血中では担体タンパクと結合して運ばれる。一方ペプチドホルモンは水溶性で膜表面の受容体に結合し、cAMPなどのセカンドメッセンジャーを介して速やかに作用する。「コレステロール由来か否か」で線を引くのが最短の判別法である。
| 分類 | 代表例 | 受容体の場所 | 作用の立ち上がり |
|---|---|---|---|
| ステロイド | エストロゲン、コルチゾール、アルドステロン、テストステロン | 細胞内・核内 | 遅い・持続的 |
| アミン(アミノ酸誘導体) | 甲状腺ホルモン、アドレナリン | 甲状腺ホルモンは核内、カテコールアミンは膜 | 種類により異なる |
| ペプチド・タンパク質 | ACTH、インスリン、hCG、成長ホルモン | 細胞膜表面 | 速い |
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