学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 生理学 ▸ §13 筋肉の機能 / QJ32A084
理由で解く 柔道整復師
運動単位とは「1個のα運動ニューロンと、それが支配するすべての筋線維」をひとまとまりにした最小の機能単位である。したがって1つの運動単位に含まれるα運動ニューロンは1個、筋線維は複数となる。
1個のα運動ニューロンが何本の筋線維を支配するかを神経支配比といい、細かい調節が必要な外眼筋や手内在筋では十数本と小さく、大きな力を出す大腿四頭筋や腓腹筋では数百〜千本以上と大きい。同じ運動単位に属する筋線維は必ず同時に収縮するため、支配比が小さいほど細やかな力の調節ができる。筋力を高めるしくみは、発火頻度を上げる(頻度加重)ことと、動員する運動単位を増やす(動員)ことの2つである。動員には順序があり(サイズの原理)、小さく疲れにくいS型から始まり、必要に応じてFR型、最後に大きな力を出すFF型が加わる。
| 型 | 筋線維の性質 | 発生張力 | 疲労耐性 | 動員順 |
|---|---|---|---|---|
| S(遅筋型) | 赤筋・酸化的代謝 | 小さい | 高い(疲れにくい) | 1番目 |
| FR(速筋・疲労耐性型) | 中間型 | 中程度 | 中程度 | 2番目 |
| FF(速筋・易疲労型) | 白筋・解糖系優位 | 大きい | 低い(疲れやすい) | 3番目 |
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