学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §2 運動器系 / QJ32A057
理由で解く 柔道整復師
内転筋群の大半は閉鎖神経支配ですが、恥骨筋は大腿神経支配です。この例外が問われています。
大腿内側の筋は「原則=閉鎖神経」で覚え、そのうえで例外を2つだけ足すのが効率的です。例外①が恥骨筋で大腿神経支配(閉鎖神経の枝も加わる二重支配のことがあります)、例外②が大内転筋の坐骨結節から起こる部分で、これは脛骨神経(坐骨神経)支配。この2つを押さえれば内転筋群の神経支配は完成します。恥骨筋は恥骨櫛から起こって大腿骨の恥骨筋線(小転子の下方)に停止し、股関節の屈曲と内転に働きます。位置的にも大腿三角(スカルパ三角)の床の一部を作り、すぐ外側に大腿神経・大腿動脈が並走しているため、大腿神経の枝を受けるのは配置として自然です。
| 筋 | 神経 | 主な作用 |
|---|---|---|
| 恥骨筋 | 大腿神経(+閉鎖神経) | 股関節屈曲・内転 |
| 長内転筋・短内転筋 | 閉鎖神経 | 内転 |
| 薄筋 | 閉鎖神経 | 内転・膝屈曲 |
| 外閉鎖筋 | 閉鎖神経 | 外旋 |
| 大内転筋 | 閉鎖神経+脛骨神経(坐骨結節側) | 内転・伸展 |
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