学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §6 柔道整復師と国民医療費 / QJ32A047
理由で解く 柔道整復師
賦課方式は公的年金の財源をどう調達するかという考え方で、療養費の支払い方式ではありません。柔道整復の療養費に関わるのは、償還払い・受領委任払い・出来高払いの3語です。
支払い方式は「誰が誰に払うか(患者と保険者の流れ)」と「いくらと決めるか(金額の算定方法)」の2つの軸で整理できます。流れの軸では、患者が全額を支払って後から保険者に払い戻しを受ける償還払いが原則で、その請求と受領を施術者に委ねるのが受領委任払いです。金額の軸では、施術部位や施術内容ごとに定められた料金を積み上げる出来高払いが柔道整復の療養費の算定方式で、これに対する考え方が定額払い(包括払い)です。一方の賦課方式は、そのときの現役世代が納める保険料でそのときの受給者の給付をまかなう年金財政の方式であり(対になるのが積立方式)、医療保険の給付をどう支払うかという話とは土俵が異なります。
| 用語 | 分類 | 内容 |
|---|---|---|
| 償還払い方式 | 支払いの流れ | 患者が全額支払い、後から保険者が払い戻す(療養費の原則) |
| 受領委任払い方式 | 支払いの流れ | 患者は一部負担金のみ支払い、施術管理者が残りを請求・受領 |
| 出来高払い方式 | 金額の算定 | 施術内容・部位ごとの料金を積み上げる |
| 定額払い(包括払い) | 金額の算定 | あらかじめ決めた額をまとめて支払う |
| 賦課方式 | 年金財政 | 現役世代の保険料でその時の受給者の給付をまかなう(対=積立方式) |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。