学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §35 包帯法 / QJ32A037
理由で解く 柔道整復師
ヴェルポー包帯は、上腕を胸壁に密着させて肩関節を内転位に保つ固定法です。肘は屈曲し、患側の手を対側の肩に置いた形で巻きます。
この包帯の目的は、上腕を体幹に固定して肩関節の外転・外旋を止め、鎖骨や肩周囲の骨片・関節に働く牽引力を減らすことにあります。上腕を胸壁に押しつける=肩関節内転位という関係が名称と結びつく核心です。選択肢は伸展・屈曲・内転・外転と並びますが、この包帯が規定しているのは肩関節の肢位であり、肘の屈曲は上肢を胸の前で保持するための付随的な要素にすぎません。似た固定法であるデゾー包帯も肩内転・内旋位という点は共通で、前腕を胸壁の前に水平に置く点が形の違いになります。
| 固定法 | 肩関節 | 前腕の位置 |
|---|---|---|
| ヴェルポー包帯 | 内転位 | 肘屈曲し、手を対側の肩に置く |
| デゾー包帯 | 内転・内旋位 | 胸壁の前に水平に置く |
| 三角巾(提肘) | おおむね内転位 | 肘屈曲位で吊る |
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