学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §16 肩鎖関節上方脱臼の固定 / QJ32A017
理由で解く 柔道整復師
ロバート・ジョーンズ絆創膏固定法は「鎖骨外端を上から押し下げ、肘を下から突き上げる」整復位を絆創膏で保つ方法です。第2帯は上腕を輪状に取り巻く帯で、背部から貼るものではありません。
肩鎖関節脱臼の整復は、上方へ突出した鎖骨遠位端を上から押し下げると同時に、肘を下から突き上げて肩甲骨と上肢を持ち上げることで達成されます。この二方向の力を絆創膏で肩代わりさせるのが第1帯で、患側の上腕遠位(肘部)から起こして鎖骨外端部(肩鎖関節部)の上を通す縦方向の帯として貼り、鎖骨外端を圧迫しながら肘を挙上する形をつくります。第2帯は上腕を輪状に取り巻いて第1帯がずれるのを防ぐ帯であり、走行の起点は上腕であって背部ではありません。固定は数週間に及ぶため、絆創膏によるかぶれ・水疱・掻痒が起こりやすく、貼付前に皮膚の状態を確認し、必要なら下巻きを入れる、こまめに貼り替える、皮膚保護材を用いるといった対応をとります。手指のしびれや腫脹があれば締めすぎを疑い、その場で巻き直します。
| 帯 | 走行の要点 | 目的 |
|---|---|---|
| 第1帯 | 患側肘部から鎖骨外端部(肩鎖関節部)の上を通す縦の帯 | 鎖骨外端を上から圧迫し、肘を下から突き上げる |
| 第2帯 | 上腕を輪状に取り巻く | 第1帯のずれを防ぎ、位置を保つ |
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