学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §23 各論(軟部組織損傷) 下肢 / QJ31P100
理由で解く 柔道整復師
腸腰筋が拘縮していると、背臥位で反対側の股関節を抱え込んでも患側の大腿が床から浮き上がる。これがトーマステスト陽性である。
トーマステストは、背臥位で健側の股関節と膝を胸に抱え込ませて骨盤を後傾させ腰椎前弯を消したうえで、患側の大腿が床から浮くかどうかをみる検査である。腰椎前弯によって隠されていた股関節の屈曲拘縮を、骨盤を固定することで表に出すのが原理となる。検査と病名の組合せ問題は、こうした原理や「どの筋がどこに付いて何ができなくなるか」まで戻れば、丸暗記せずに判断できる。
| 検査・所見 | 対応する病態 | 成り立ち |
|---|---|---|
| トーマステスト | 腸腰筋拘縮 | 骨盤後傾固定で屈曲拘縮が顕在化 |
| ルドロフ徴候 | 小転子裂離骨折 | 腸腰筋停止部の断裂で座位挙上不能 |
| トンプソンテスト | アキレス腱断裂 | 腱の連続性喪失で底屈が起こらない |
| ベーラー角の減少 | 踵骨骨折 | 踵骨体部の圧潰による角度変化 |
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