学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §2 総論 運動器損傷の診察 / QJ31P081
理由で解く 柔道整復師
MRI検査と超音波検査の2つ。MRIは強い磁場と電磁波、超音波は音波を利用するため、電離放射線による被曝がない。
画像検査は「何を使って体の中を見るか」で整理すると混乱しない。単純エックス線検査とCTはエックス線を用い、組織による吸収差を画像にするため被曝を伴う。とくにCTは多方向から照射するので線量が大きい。MRIは強い静磁場の中で水素原子核に電磁波を当て、返る信号を画像化する方式で、被曝はないが体内金属やペースメーカーが問題となることがあり、検査時間も長い。超音波は探触子から出した音波の反射を画像にするもので、被曝がなく繰り返し行え、動かしながらその場で観察できる。柔道整復の現場で骨折・脱臼を疑ったときは、まずエックス線検査ができる医療機関につなぐのが基本で、超音波は補助的に用いる。
| 検査 | 用いるもの | 被曝 | 得意な対象 |
|---|---|---|---|
| 単純エックス線 | エックス線 | あり | 骨折・脱臼のスクリーニング |
| CT | エックス線 | あり(多い) | 骨折線・粉砕の立体的把握 |
| MRI | 磁場と電磁波 | なし | 軟部組織、骨髄、骨挫傷 |
| 超音波 | 音波 | なし | 表層の腱・筋・靱帯、動態観察 |
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