学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / リハビリテーション医学 ▸ §4 リハビリテーション医学の評価と診断 / QJ31P016
理由で解く 柔道整復師
純粋語唖は話す(発語)面だけが崩れる病態で、聴理解・読解・書字は保たれる。よって1が正しい。
失語症の型は「流暢性」「聴理解」「復唱」の3軸で整理すると混乱しない。純粋語唖(発語失行・アナルトリーに近い病態)は構音の運び方だけが障害され、書字で意思疎通できるのが特徴。純粋語聾は言語音の聴取・理解のみが選択的に落ち、純音聴力や環境音の認知は保たれる。超皮質性失語は名前に「超皮質性」と付いたら復唱は良好と機械的に覚えてよく、これは言語野とそれを結ぶ経路が島状に保たれ、その周囲の連合野側が障害されるために復唱の回路だけが残るためである。ジャルゴン(ジャーゴン)は流暢に喋るのに意味が通らない発話で、ウェルニッケ失語(感覚性失語)の代表所見。訓練では、残っている経路(書字・復唱・ジェスチャーなど)を手がかりに伝達手段を確保することから始めるとよい。
| 型 | 流暢性 | 聴理解 | 復唱 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ブローカ失語(運動性) | 非流暢 | 比較的良好 | 不良 | 努力性発話・失文法 |
| ウェルニッケ失語(感覚性) | 流暢 | 不良 | 不良 | ジャルゴン・錯語 |
| 伝導失語 | 流暢 | 良好 | 不良 | 音韻性錯語・自己修正 |
| 超皮質性運動性失語 | 非流暢 | 比較的良好 | 良好 | 自発話の開始が困難 |
| 超皮質性感覚性失語 | 流暢 | 不良 | 良好 | 反響言語 |
| 純粋語唖 | 非流暢 | 良好 | 発語自体が困難 | 書字は保たれる |
| 純粋語聾 | 流暢 | 言語音のみ不良 | 不良 | 非言語音の認知は保たれる |
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