学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 病理学概論 ▸ §2 疾病の一般 / QJ31A117
理由で解く 柔道整復師
病名の付け方には、原因・部位・形態・経過・人名などいくつかの型がある。「急性」「慢性」は経過(時間の情報)を示す語である。
病名は情報を圧縮したラベルなので、どの型で名付けられているかを意識すると整理しやすい。原因を冠したもの(ウイルス性肝炎、アルコール性肝障害)、病変の部位や広がりを示すもの(気管支肺炎、大葉性肺炎)、形態や組織反応を示すもの(潰瘍性大腸炎、化膿性髄膜炎)、経過を示すもの(急性・亜急性・慢性・劇症・再発性)、報告者の名を冠したもの(橋本病、バセドウ病)などが代表的である。このうち経過を表す語は、発症の速さと持続期間という時間軸の情報を含んでいる。学習の際は病名を分解し、「これは何の情報が入っているか」を言葉にする習慣をつけると、この種の設問で迷わなくなる。
| 名付けの型 | 何を示すか | 例 |
|---|---|---|
| 経過 | 発症の速さ・持続期間 | 急性虫垂炎、慢性胃炎、劇症肝炎 |
| 原因(病因) | 何が起こしたか | ウイルス性肝炎、アルコール性肝障害 |
| 部位・広がり | どこに、どの範囲で | 気管支肺炎、大葉性肺炎 |
| 形態・組織反応 | どんな変化か | 潰瘍性大腸炎、化膿性髄膜炎 |
| 人名 | 報告者・発見者 | 橋本病、バセドウ病 |
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