学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 運動学 ▸ §6 歩行 / QJ31A113
理由で解く 柔道整復師
膝関節は1歩行周期の中で、荷重応答期と遊脚期の2回屈曲する(二重膝作用、double knee action)。よって3が正しい。
1歩行周期は同側の踵接地から次の同側踵接地までを指し、この間に膝の角度は二峰性の曲線を描く。踵接地直後の荷重応答期に約15〜20度屈曲して着地の衝撃を吸収し(第1の屈曲)、立脚中期にいったん伸展位に戻り、前遊脚期から遊脚初期にかけて約60度まで屈曲して足が床に引っかからないようにする(第2の屈曲)。この2回の屈曲があるおかげで、身体重心の上下動が小さく抑えられ、歩行の効率が保たれる。一方、股関節は踵接地の時点がほぼ最大屈曲位で、そこから立脚を通じて伸展方向へ動いていく。足関節は踵接地後の底屈、立脚中期の背屈、蹴り出しの底屈、遊脚期の背屈と、1周期に底屈・背屈を2回ずつ行う。
| 関節 | 踵接地直後 | 立脚中期 | 蹴り出し | 遊脚期 |
|---|---|---|---|---|
| 股関節 | 屈曲位から伸展へ | 伸展方向 | 最大伸展 | 屈曲 |
| 膝関節 | 屈曲(約15〜20度) | 伸展 | 屈曲開始 | 屈曲(約60度) |
| 足関節 | 底屈 | 背屈 | 底屈 | 背屈 |
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