学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §6 泌尿器系 / QJ31A066
理由で解く 柔道整復師
正解は3。随意筋である尿道括約筋(外尿道括約筋)は、尿生殖隔膜を貫く尿道の隔膜部を輪状に取り巻いています。
男性尿道は膀胱側から壁内部・前立腺部・隔膜部(膜様部)・海綿体部の4部に分けられ、全長は約16〜18cmです。隔膜部は約1〜2cmと最も短く、深会陰横筋とともに尿生殖隔膜を通り抜けます。ここにある尿道括約筋は横紋筋で、陰部神経の支配を受ける随意筋なので、自分の意思で排尿を止められます。一方、膀胱の内尿道口を囲む平滑筋は内尿道括約筋(膀胱括約筋)で、自律神経支配の不随意筋です。名称として「尿道括約筋」と呼ばれるのは前者なので、設問が指すのは隔膜部となります。なお隔膜部は恥骨の下で位置が固定されて屈曲しやすく、カテーテル挿入や骨盤外傷で損傷を受けやすい部位でもあるため、操作は解剖の走行に沿って慎重に行います。
| 部位 | 特徴・関連構造 |
|---|---|
| 壁内部 | 膀胱壁を貫く。内尿道括約筋(平滑筋・不随意) |
| 前立腺部 | 最も広い。精丘に射精管・前立腺小室が開口 |
| 隔膜部(膜様部) | 最短。尿道括約筋=外尿道括約筋(横紋筋・随意、陰部神経) |
| 海綿体部 | 最長。尿道球腺(カウパー腺)の導管が開口 |
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