学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §4 消化器系 / QJ31A061
理由で解く 柔道整復師
正解は3。オッディの括約筋は十二指腸にあり、総胆管と主膵管が合流して大十二指腸乳頭に開く出口を取り巻いています。
肝から来た総胆管と膵臓から来た主膵管は、十二指腸下行部の壁の中で合流して肝膵膨大部(ファーター膨大部)をつくり、大十二指腸乳頭に開口します。この開口部を輪状に囲む平滑筋がオッディの括約筋です。括約筋が閉じている間、肝でつくられた胆汁は胆嚢へ迂回して貯えられ濃縮されます。脂肪を含む食物が十二指腸に到達するとコレシストキニンが分泌され、胆嚢が収縮すると同時にオッディの括約筋が弛緩して、胆汁と膵液が一緒に流れ出す仕組みです。胆石が乳頭部に詰まると胆汁と膵液の両方がせき止められ、胆管炎や膵炎につながるため、この合流の位置関係は臨床でも重要になります。
| 括約筋 | 位置 |
|---|---|
| 上食道括約筋 | 咽頭と食道の境 |
| 下食道括約筋 | 食道下端(噴門部) |
| 幽門括約筋 | 胃の出口 |
| オッディの括約筋 | 十二指腸下行部の大十二指腸乳頭 |
| 回盲弁(バウヒン弁) | 回腸と盲腸の境 |
| 内・外肛門括約筋 | 肛門管 |
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