学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §3 脈管系(循環器系) / QJ31A058
理由で解く 柔道整復師
正解は2。房室結節(田原結節)は右心房の心房中隔下部、コッホ三角と呼ばれる領域の中にあります。
刺激伝導系は洞房結節→心房筋→房室結節→ヒス束(房室束)→左脚・右脚→プルキンエ線維の順に興奮を伝えます。洞房結節は右心房の上大静脈開口部付近、房室結節は同じ右心房の心房中隔下部にあり、結節はいずれも右心房にあると覚えられます。心房と心室は線維輪によって電気的に絶縁されているため、房室結節からヒス束へ抜ける経路が両者を結ぶ唯一の連絡路です。房室結節は伝導速度がわざと遅く、心房の収縮が終わって血液が心室に入り切ってから心室が収縮するよう時間差(房室伝導遅延)をつくります。房室結節の位置の目印であるコッホ三角は、冠状静脈洞開口部・三尖弁中隔尖の付着線・トダロ腱で囲まれる領域です。
| 刺激伝導系の部位 | 局在 |
|---|---|
| 洞房結節 | 右心房、上大静脈開口部付近 |
| 房室結節(田原結節) | 右心房、心房中隔下部(コッホ三角内) |
| ヒス束(房室束) | 心室中隔の膜性部 |
| 右脚・左脚 | 心室中隔の左右両側 |
| プルキンエ線維 | 心室壁の内膜下 |
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