学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §2 運動器系 / QJ31A054
理由で解く 柔道整復師
正解は2。上肢帯の筋とは肩甲骨・鎖骨から起こって上腕骨に停止する筋の総称で、棘上筋がこれに当たります。
上肢帯の筋は、三角筋・棘上筋・棘下筋・小円筋・大円筋・肩甲下筋の6つです。分類の分かれ目は「どこから起こるか」で、起始も停止も上肢の骨(肩甲骨・鎖骨→上腕骨)に収まるものが上肢帯の筋、体幹の骨から起こるものは胸部・背部の筋に分類されます。大胸筋や広背筋は上腕骨に停止して肩を大きく動かしますが、起始が体幹なので分類上は上肢帯の筋に入りません。棘上筋は肩甲骨の棘上窩から起こり、肩峰の下をくぐって上腕骨大結節の上部に停止し、肩甲上神経の支配を受けます。外転の初動を担うと同時に、腱板(回旋筋腱板)の一員として骨頭を関節窩に引きつけて安定させる役割ももちます。
| 筋 | 分類 | 起始→停止の大枠 |
|---|---|---|
| 棘上筋 | 上肢帯の筋 | 肩甲骨(棘上窩)→上腕骨(大結節) |
| 大胸筋 | 胸部の筋(浅胸筋) | 鎖骨・胸骨・肋軟骨→上腕骨(大結節稜) |
| 広背筋 | 背部の筋(浅背筋) | 胸腰椎・腸骨稜→上腕骨(小結節稜) |
| 大菱形筋 | 背部の筋(浅背筋) | 胸椎棘突起→肩甲骨内側縁 |
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