学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §26 膝関節側副靱帯損傷の診察 / QJ31A028
理由で解く 柔道整復師
アプライテストは、圧迫を加えるか牽引を加えるかで対象組織が変わります。牽引(ディストラクション)を加える方は側副靱帯の損傷を評価する検査です。
アプライテストは腹臥位で膝を90度屈曲させ、術者が大腿部を固定して行います。ここで足底側から下腿の長軸に沿って膝の方向へ(遠位から近位へ)軸圧を加えながら下腿を回旋させると、大腿骨と脛骨の関節面が互いに近づき、その間に半月板が挟み込まれて疼痛が出ます(圧迫テスト=半月板)。反対に下腿を長軸方向へ引き上げ、関節面を離開させながら回旋すると、半月板に加わる圧は減り、代わりに内側・外側の側副靱帯が伸張されます(牽引テスト=側副靱帯)。関節面が近づくのか離れるのかを思い浮かべれば、どちらの組織が刺激されるかは機械的に導けます。
| テスト | 操作 | 関節面の動き | 評価対象 |
|---|---|---|---|
| 牽引アプライテスト | 下腿を長軸方向へ引き上げつつ回旋 | 離れる(離開) | 側副靱帯 |
| 圧迫アプライテスト | 足底側から膝方向へ軸圧を加えつつ回旋 | 近づく(圧迫) | 半月板 |
| マックマレーテスト | 深屈曲位から回旋を加え伸展 | ― | 半月板 |
| 膝蓋骨グラインディングテスト | 膝蓋骨を圧迫し滑走させる | ― | 膝蓋大腿関節(軟骨) |
| トーマステスト | 健側股関節を屈曲し患側大腿をみる | ― | 股関節屈曲拘縮(腸腰筋) |
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