学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §25 大腿部打撲・肉ばなれ、大腿四頭筋、ハムストリングスの診察 / QJ31A027
理由で解く 柔道整復師
大腿部前面打撲の重症度は、受傷後の膝関節自動屈曲角度で分類します。中等度は45〜90度なので、80度まで可能が答えです。
大腿四頭筋の打撲では筋内に血腫が生じ、その量と部位に応じて膝を曲げる際の伸張痛が強くなります。そこで膝屈曲角度を重症度の指標に用い、90度以上曲がれば軽度、45〜90度なら中等度、45度未満なら重度と評価します。判定は受傷直後ではなく、腫脹が現れる受傷後24時間前後の状態でみるのが原則です。急性期は膝屈曲位でのアイシングと圧迫を行い、重度例や血腫が大きい例では骨化性筋炎や急性コンパートメント症候群を念頭に置いて医師の評価につなげます。
| 重症度 | 膝関節屈曲 | 歩行 | 対応の目安 |
|---|---|---|---|
| 軽度 | 90度以上 | ほぼ正常 | RICE、早期に段階的復帰 |
| 中等度 | 45〜90度 | 跛行あり | RICE+膝屈曲位保持、慎重に可動域訓練 |
| 重度 | 45度未満 | 著明な跛行・歩行困難 | 医師の評価を仰ぎ、合併症を監視 |
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