学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §17 肩関節烏口下脱臼の診察および整復 / QJ31A016
理由で解く 柔道整復師
整復後に受傷機序を再現する操作は、再脱臼を招くため行わない。確認は外観・触診・機能の三方向で行う。
肩関節烏口下脱臼の整復後は、骨頭が関節窩へ戻ったことを複数の視点から確認する。外観では三角筋部の膨隆が回復して肩峰下の陥凹が消え、健側と左右対称になること、触診では骨頭を関節窩の位置に触れること、機能では弾発性固定が消えて自動介助運動が可能になることを確かめる。あわせて腋窩神経領域の感覚と三角筋の収縮、橈骨動脈の拍動といった神経・血管の評価も行う。受傷機序である外転・外旋・伸展の強制は再脱臼肢位そのものなので再現せず、確認は再脱臼を起こさない範囲の運動にとどめ、その後は肩関節軽度屈曲・内転・内旋位で固定する。
| 区分 | 内容 | 意味 |
|---|---|---|
| 行う確認 | 骨頭の触知 | 肩峰下の陥凹が消えたか |
| 行う確認 | 健側との外観比較 | 三角筋部の膨隆が回復したか |
| 行う確認 | 自動介助運動 | 弾発性固定が消失したか |
| 行わない操作 | 受傷機序の再現 | 外転・外旋・伸展の強制=再脱臼肢位 |
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