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理由で解く 柔道整復師
成長期は骨端線(成長軟骨板)と腱付着部が力学的に弱い時期です。この時期に筋力強化を「積極的に」行うのは適切とはいえず、1が誤りで答えになります。
成長期の骨には骨端線が残っており、この軟骨層は周囲の骨や腱・靱帯より弱いため、強い牽引や剪断が加わると骨よりも先に骨端線が損傷します。腱付着部でも同じことが起こり、脛骨粗面のオスグッド・シュラッター病、踵骨隆起のシーバー病、上腕骨内側上顆の裂離(いわゆるリトルリーグ肘)が代表です。さらに骨の伸長に筋腱の伸長が追いつかず、相対的に柔軟性が落ちる時期でもあります。そのためまず柔軟性の確保と練習量の管理、用具・環境の整備を優先し、筋力トレーニングは禁止ではなく、自体重を用いた低負荷でフォームを整えるところから段階的に進めます。
| 部位 | 牽引する筋・腱 | 代表的な病態 |
|---|---|---|
| 脛骨粗面 | 大腿四頭筋→膝蓋腱 | オスグッド・シュラッター病 |
| 踵骨隆起 | 下腿三頭筋→アキレス腱 | シーバー病(踵骨骨端症) |
| 上腕骨内側上顆 | 前腕屈筋群(屈曲回内筋群) | 内側型野球肘(裂離骨折) |
| 下前腸骨棘・坐骨結節 | 大腿直筋/ハムストリングス | 骨盤裂離骨折 |
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