学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / リハビリテーション医学 ▸ §4 リハビリテーション医学の評価と診断 / QJ30P015
理由で解く 柔道整復師
FIMは運動13項目に加えて認知5項目をもつのが最大の特徴で、「理解」はその認知項目の1つです。バーセル指数はADL動作10項目だけで構成され、認知やコミュニケーションを評価しません。
FIM(機能的自立評価法)は、運動項目13(セルフケア6・排泄2・移乗3・移動2)と認知項目5(理解、表出、社会的交流、問題解決、記憶)の計18項目を、それぞれ1〜7点の7段階で採点します(完全自立7点〜全介助1点、合計18〜126点)。「できるADL」ではなく実際に「しているADL」を、介助量という物差しで細かく測るのが持ち味です。一方バーセル指数(BI)は、食事・移乗・整容・トイレ動作・入浴・平地歩行・階段昇降・更衣・排便コントロール・排尿コントロールの10項目を0/5/10/15点で採点し満点100点。項目が少なく短時間で済む反面、動作の自立度だけを見るため、相手の話が分かるか、意思を伝えられるか、といった側面は測れません。この違いをそのまま問うたのが本問です。
| FIM | バーセル指数 | |
|---|---|---|
| 項目数 | 18(運動13・認知5) | 10(すべてADL動作) |
| 採点 | 各1〜7点/18〜126点 | 0・5・10・15点/100点満点 |
| 認知・コミュニケーション | あり(理解・表出・社会的交流・問題解決・記憶) | なし |
| 評価する対象 | しているADL(介助量) | ADLの自立度 |
| 長所 | 変化をとらえやすい/情報量が多い | 簡便・短時間 |
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