学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 衛生学・公衆衛生学 ▸ §3 感染症 / QJ30P008
理由で解く 柔道整復師
生ワクチンは病原体を弱毒化して生かしたまま、不活化ワクチンは病原性を失わせた成分を使います。選択肢のなかで不活化はインフルエンザワクチンだけで、正答は1です。
生ワクチンは体内でわずかに増殖するため実際の感染に近い免疫(細胞性免疫を含む)が得られ、効果が長く続きますが、増殖するがゆえに妊婦や免疫不全者には原則として使えません。不活化ワクチンは増殖しないので安全性が高い反面、免疫が立ち上がりにくく、複数回の接種や追加接種が必要です。トキソイドは細菌が出す外毒素をホルマリンなどで無毒化したもので、ジフテリアと破傷風が代表です。分類は生ワクチンの側をまとめて覚えるのが早く、麻疹・風疹・水痘・ムンプス・BCG・ロタ・黄熱を押さえれば、残りは不活化かトキソイドと判断できます。
| 中身 | 免疫の強さ・持続 | 注意点 | |
|---|---|---|---|
| 生ワクチン | 弱毒化した生きた病原体 | 強く、長い(接種回数が少ない) | 妊婦・免疫不全者に原則使えない |
| 不活化ワクチン | 殺した病原体や成分 | 弱く、減衰しやすい | 複数回・追加接種が必要 |
| トキソイド | 無毒化した外毒素 | 弱く、追加接種が必要 | 感染そのものではなく毒素を防ぐ |
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