学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 衛生学・公衆衛生学 ▸ §2 公衆衛生 / QJ30P007
理由で解く 柔道整復師
WHOの中心業務は保健分野の技術的・規範的な活動であり、保健統計の収集と医薬品のモニタリング(国際基準づくり)がこれにあたる。正答は2と3。
WHOは1948年に設立された国連の専門機関で、本部はジュネーブに置かれる。WHO憲章第2条には、国際保健事業の指導的・調整的機関として働くこと、保健統計の確立と普及、感染症をはじめとする疾病の撲滅事業の推進、生物学的製剤・医薬品・食品についての国際的基準の設定、研究の促進、加盟国への技術協力などが列挙されている。国際疾病分類(ICD)の策定・改訂、世界保健統計の公表、国際医薬品モニタリング制度による副作用情報の収集、必須医薬品リストの作成は、いずれもこの条文の延長線上にある。つまりWHOは「基準をつくり、情報を集め、技術で支える」機関であって、資金供与や環境条約の交渉を主業務とする機関ではない。
| 機関 | 主な役割 |
|---|---|
| WHO(世界保健機関) | 保健統計、国際疾病分類(ICD)策定、感染症対策、医薬品の国際基準とモニタリング、技術協力 |
| UNICEF(国連児童基金) | 母子保健、予防接種、栄養、安全な水など子どもへの直接支援 |
| ILO(国際労働機関) | 労働条件・労働安全衛生に関する国際基準づくり |
| FAO(国連食糧農業機関) | 食糧・農業。WHOと合同で食品規格(コーデックス)を運営 |
| UNEP(国連環境計画) | 地球環境問題、温暖化・オゾン層など環境政策 |
| 世界銀行・IMF(国際通貨基金) | 途上国への資金供与・融資、経済支援 |
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