学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §2 運動器系 / QJ30A054
理由で解く 柔道整復師
上下の椎弓の間を直接つないでいるのは黄色靱帯です。弾性線維に富むため黄色く見え、名前もそこから来ています。
脊柱の連結は、椎体側と椎弓(後方要素)側に分けて整理します。椎体を前後から支えるのが前縦靱帯と後縦靱帯、後方要素をつなぐのが黄色靱帯・棘間靱帯・棘上靱帯・横突間靱帯です。黄色靱帯は上位椎弓の前下面から下位椎弓の後上面へ張り、脊柱管の後壁の一部をつくります。弾性線維が多いので前屈でよく伸び、伸展時には自身が縮んで硬膜側にたるみ込まないよう働きます。加齢とともに肥厚すると脊柱管を後方から狭め、腰部脊柱管狭窄症の一因となります。棘突起どうしは棘間靱帯と棘上靱帯が結び、頸部では棘上靱帯が幅の広い項靱帯に置き換わります。
| 靱帯 | 連結する部位 | 特徴 |
|---|---|---|
| 黄色靱帯 | 椎弓と椎弓 | 弾性線維に富む。脊柱管後壁を構成 |
| 棘間靱帯 | 棘突起の間 | 黄色靱帯と棘上靱帯をつなぐ |
| 棘上靱帯 | 棘突起の先端どうし | 頸部では項靱帯に移行 |
| 項靱帯 | 外後頭隆起〜C7棘突起 | 膜状で筋の付着面にもなる |
| 前縦靱帯・後縦靱帯 | 椎体(と椎間円板) | 前縦は伸展、後縦は前屈を制限 |
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