学習トップ理由で解く 柔道整復師必修問題 ▸ §1 患者の権利 / QJ30A038

理由で解く 柔道整復師

QJ30A038 必修問題

出典:第30回柔道整復師国家試験(2022)午前 問38
問題
患者の権利(リスボン宣言)で規定されていないのはどれか。
選択肢
1 健康教育を受ける権利がある。
2 情報に対する権利がある。
3 医療従事者と連携する権利がある。
4 宗教的支援を受ける権利がある。
解答
正解採点除外(公式に正答なし・本アプリではどれでも正解)
解説

※本問は採点除外(受験者全員を正解として採点)。

本問は採点上の措置により全員正解として扱われました(理由:「問題として適切であるが、必修問題としては妥当でないため」)。そのうえで内容を確認すると、リスボン宣言に規定がないのは「医療従事者と連携する権利」です。

世界医師会のリスボン宣言(患者の権利に関する宣言)は、良質の医療を受ける権利、選択の自由、自己決定権、意識のない患者への配慮、法的無能力の患者への配慮、患者の意思に反する処置、情報を得る権利、守秘義務に対する権利、健康教育を受ける権利、尊厳に対する権利、宗教的支援に対する権利といった原則を掲げています。ここに「医療従事者と連携する権利」という項目は含まれていません。ただし本問は必修問題として求められる知識水準に照らして妥当でないと判断され、受験者全員が正解として扱われました。学習にあたっては各原則を条文として丸暗記するより、説明と同意、守秘、尊厳の尊重といった日々の施術での行動に結びつけて理解しておくと、臨床でも試験でも生きてきます。

✗ 1. リスボン宣言に規定あり(答えではない)
健康教育を受ける権利がある。
健康教育を受ける権利は、宣言に掲げられている原則の一つです。設問が求める「規定されていないもの」には該当しません。
✗ 2. リスボン宣言に規定あり(答えではない)
情報に対する権利がある。
自分の診療記録や健康状態について情報を得る権利は、宣言に明記されている原則です。設問の条件には該当しません。
— 3. 採点上は全員正解(内容上は「規定なし」に該当)
医療従事者と連携する権利がある。
宣言が掲げる原則の中に、この項目はありません。内容としてはこれが出題意図上の該当肢と考えられますが、本問は採点上の措置により全員正解とされたため、特定の選択肢が正解として扱われたわけではありません。
✗ 4. リスボン宣言に規定あり(答えではない)
宗教的支援を受ける権利がある。
宗教的支援を受ける(あるいは受けないことを選ぶ)権利は、宣言に掲げられている原則の一つです。設問の条件には該当しません。
ポイント
  • 本問は採点上の措置「全員正解」。理由は「問題として適切であるが、必修問題としては妥当でないため」。
  • リスボン宣言=世界医師会による患者の権利に関する宣言。
  • 掲げられている主な原則:良質の医療を受ける権利、選択の自由、自己決定権、情報を得る権利、守秘義務、健康教育、尊厳、宗教的支援など。
  • 「医療従事者と連携する権利」という項目は宣言にはない。
  • 条文暗記より、説明と同意・守秘・尊厳の尊重という日常の行動に結びつけて理解する。
比較表
選択肢の内容リスボン宣言での扱い
健康教育を受ける権利原則として掲げられている
情報に対する権利原則として掲げられている
医療従事者と連携する権利掲げられていない(出題意図上の該当肢)
宗教的支援を受ける権利原則として掲げられている
(参考)自己決定権・守秘義務・尊厳に対する権利いずれも原則として掲げられている
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