学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §11 コーレス(Colles)骨折の診察および整復 / QJ30A013
理由で解く 柔道整復師
不安定型コーレス骨折の条件は「高度な粉砕」「関節内骨折」「整復後の再転位」など。背側傾斜角10度程度は不安定の指標にならない。正答は4。
コーレス骨折は橈骨遠位端が背側・橈側へ転位する骨折で、整復して外固定すれば整復位を保てる安定型と、保てない不安定型に分けられる。不安定型とされるのは、背側皮質が高度に粉砕して整復位を支える柱が失われているもの、骨折線が関節面に及ぶもの、整復してもすぐ転位が戻ってしまうもの、背側傾斜が強いもの、橈骨短縮が大きいものなどである。つまり「支えとなる骨が壊れている」か「実際に整復位を保てなかった」かで判定する。不安定型と判断した場合は徒手整復と外固定だけで完結させず、医師へ紹介して観血的療法を含む治療方針の判断を仰ぐ。
| 安定型 | 不安定型 | |
|---|---|---|
| 粉砕 | 軽度または無し | 背側皮質の高度な粉砕 |
| 関節面 | 関節外 | 関節内に及ぶ |
| 整復後 | 整復位を保てる | 再転位する |
| 背側傾斜 | 軽度(10度程度は該当せず) | 強い(おおむね20度超) |
| 方針 | 徒手整復+外固定で対応 | 医師へ紹介し観血的療法も含めて判断 |
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