学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §7 定型的鎖骨骨折の診察および整復 / QJ30A006
理由で解く 柔道整復師
鎖骨骨折の座位整復では、第1助手が両肩を後外方へ引いて短縮転位を除去する。正答は2。
定型的鎖骨骨折では、近位骨片が胸鎖乳突筋に引かれて上後方へ、遠位骨片が上肢の重さと大胸筋・小胸筋によって前下内方へ転位し、結果として骨片が重なって短縮する。短縮が残ったままでは骨片同士を合わせようとしても噛み合わないため、整復はまず短縮の除去から始まる。座位整復法では患者を座らせ、背部から膝で脊柱を支えつつ両肩を後外方に引くことで鎖骨を伸ばし、この牽引が効いている間に術者が骨折部を直接操作して骨片を適合させる。「牽引で場所をつくり、術者が合わせる」という分業を押さえると役割が整理できる。
| 担当 | 操作 | ねらい |
|---|---|---|
| 第1助手 | 背部から両肩を後外方へ牽引 | 短縮転位の除去(正答2) |
| 術者 | 骨折部で骨片を直接操作 | 遠位骨片を挙上し近位骨片に適合 |
| 補助 | 体幹の保持 | 牽引で体幹がぶれないようにする |
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