学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §7 定型的鎖骨骨折の診察および整復 / QJ29A007
理由で解く 柔道整復師
小児の鎖骨骨折は若木骨折が多く転位は小さい。残った変形も成長に伴って自家矯正されるため、4が正解。
小児骨は骨膜が厚く弾力に富むため、鎖骨骨折の多くは骨膜が連続したままの若木骨折(不全骨折)となる。骨膜が連なっている分、転位は小さく整復位も保たれやすい。さらに骨癒合が速く(乳幼児で1〜2週、学童で2〜3週程度が目安)、旺盛なリモデリング(自家矯正)によって多少の屈曲変形や短縮は成長とともに修復される。したがって固定は変形の進行を防ぐ最小限で足り、必要以上に強固な固定を長期間続けると皮膚障害や不必要な苦痛を生む。保護者には「見た目のふくらみ(仮骨)は時間とともに整う」ことを伝え、定期的に経過を確認する。
| 項目 | 小児 | 成人 |
|---|---|---|
| 骨折型 | 若木骨折(不全骨折)が多い | 完全骨折が多い |
| 転位 | 小さい | 大きい |
| 楔状骨片 | 稀 | 生じやすい |
| 固定 | 最小限・短期 | 確実な固定が必要 |
| 残存変形 | 自家矯正される | 残存しやすい |
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