学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §3 柔道整復師と柔道 / QJ30A002
理由で解く 柔道整復師
精力善用とは「心身のもてる力を最も有効に使い、その結果を最大の効力として世に現す」という嘉納治五郎の原理。これを述べているのは1で、正答は1。
嘉納は柔道の技術原理を「精力最善活用(精力善用)」の一語にまとめ、これと対になる道徳原理として「自他共栄」を掲げた。精力善用は自分のもつ力の使い方を説くもの、自他共栄は他者との関わり方を説くもので、二つは役割が違う。技でいえば、相手の力に逆らわず崩しと体さばきで最小の力から最大の効果を引き出す発想がそのまま生活や仕事にも及ぶ、という考え方である。この問題は「精力善用の説明として自他共栄を差し出す」型のひっかけなので、まず二語を切り分けて覚える。
| 精力善用 | 自他共栄 | |
|---|---|---|
| 中身 | 心身の力を最も有効に使う | 互いに助け合い譲り合う |
| 向く方向 | 自分の力の使い方 | 他者との関わり方 |
| 性格 | 技術・合理性の原理 | 道徳・社会性の原理 |
| 本問での対応 | 選択肢1(正答) | 選択肢2 |
| ※選択肢3・4はどちらの原理の説明にも当たらない。とくに選択肢4「競争し合って共に向上すること」は、助け合いを説く自他共栄とは異なる。 | ||
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