学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §9 総論 軟部組織損傷 / QJ29P072
理由で解く 柔道整復師
筋萎縮は数週間かけて進む二次的な変化で、受傷直後の新鮮例では現れない。
靱帯が切れると同時に周囲の小血管も切れるため、限局性圧痛・腫脹・皮下出血斑・機能障害、そして完全断裂なら不安定性がそろって現れる。なかでも圧痛が靱帯の走行や付着部に一致して限局することが、靱帯損傷を疑う最大の手がかりになる。皮下出血斑は出血が皮下へ降りてくるまで時間がかかるため、当日より1〜数日後にはっきりする。筋萎縮は使わない期間が続いて初めて生じる所見である。
| 所見 | 新鮮例 | 陳旧例 |
|---|---|---|
| 限局性圧痛 | 強い | 軽度〜消失 |
| 腫脹・皮下出血斑 | あり(斑は1〜数日後) | 反復性の腫脹はあるが斑はない |
| 筋萎縮 | なし | あり |
| 不安定性 | 疼痛で判定困難なことも | 明瞭、膝崩れなど |
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