学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 整形外科学 ▸ §24 部位別各論 足・足趾 / QJ29P065
理由で解く 柔道整復師
凹足は内側縦アーチが過度に高くなる変形で、1が正しい組合せです。
足の変形は「内側縦アーチが高いか低いか」「後足部(踵)が内反か外反か」「前足部が内転か外転か」の3点に分けて整理すると混乱しません。凹足は内側縦アーチが高く保たれたまま固くなった状態で、足底の接地面積が減るため踵と中足骨頭に荷重が集中し、胼胝や足底部痛、足関節捻挫の反復を起こしやすくなります。単なる体質のこともありますが、シャルコー・マリー・トゥース病などの遺伝性ニューロパチーや脊髄病変が背景にあることがあり、進行性であったり左右差が強い場合は原因の検索が必要です。日常的には足底のアーチパッドや、接地面を広げる足底装具、下腿三頭筋や足底腱膜のストレッチで負担を分散させます。
| 変形 | 内側縦アーチ | 後足部(踵) | 前足部 | 代表的な背景 |
|---|---|---|---|---|
| 凹足 | 高い | 内反しやすい | — | 体質のほか、遺伝性ニューロパチーなど神経筋疾患 |
| 扁平足 | 低い | 外反 | 外転 | 後脛骨筋腱機能不全、関節弛緩 |
| 先天性内反足 | 高い(凹足を伴う) | 内反 | 内転(+尖足) | 先天性。早期ギプス矯正 |
| 下垂足(垂足) | — | — | — | 腓骨神経麻痺(前脛骨筋群の麻痺) |
| 踵足 | — | — | — | 脛骨神経麻痺(下腿三頭筋の麻痺) |
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