学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §16 各論(骨折) 上肢 / QJ28P088
理由で解く 柔道整復師
関節内骨折はバートン骨折とショウファー骨折の2つ。どちらも橈骨遠位端で「骨折線が手関節の関節面まで届く」タイプです。
橈骨遠位端の骨折は、骨折線が橈骨手根関節の関節軟骨面に達するかどうかで関節内・関節外に分かれます。関節面に達すると軟骨面に段差が残り、可動域制限や外傷性関節症の原因になるため、整復精度と経過観察の要求が高くなります。バートン骨折は関節面の背側縁または掌側縁が割れ、その骨片に手根骨がついていく脱臼骨折。ショウファー骨折は橈骨茎状突起が斜めに割れる骨折で、骨折線は関節面に届きます。一方コーレス骨折は遠位端の海綿骨部で折れる関節外骨折、骨端線離開は成長軟骨板で離れるため関節軟骨面は骨端側にひとかたまりで保たれます。
| 骨折名 | 骨折部位 | 関節面 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| バートン骨折 | 橈骨遠位関節面の背側縁・掌側縁 | 関節内 | 骨片とともに手根骨が転位する脱臼骨折 |
| ショウファー骨折 | 橈骨茎状突起 | 関節内 | 斜骨折。運転手骨折とも呼ばれる |
| コーレス骨折 | 橈骨遠位端(海綿骨部) | 関節外 | 遠位骨片が背側・橈側・近位へ。フォーク状変形 |
| 橈骨遠位骨端線離開 | 成長軟骨板 | 関節外 | 小児。ソルター・ハリスII型が多く成長障害に注意 |
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